5月11日、タイからの留学生アーニャさんが約9か月間の札幌静修高校での留学を終え、帰国しました。アーニャさんが静修高校で一番の思い出として挙げたのはスキー授業。「スキーがこんなに楽しいなんて思わなかった」と笑顔で話していました。登校最終日のLHRでは、日本の着物を着て、クラスのみんなに向けて手紙で感謝の気持ちを伝えました。着付けを終えて教室に入るまで「緊張する」「寂しい」と何度も口にしていたアーニャさん。教室でクラスの代表が手紙を読んだ際には、思わず涙を浮かべる場面もありました。アーニャさんは帰国後、高校3年生となり、タイ国内で最難関とされるチュラロンコン大学への進学を目指して、受験勉強に励むそうです。静修高校で過ごした9か月間で言葉の壁や文化の違いを乗り越えながらも、クラスメイトや先生方と築いた絆は、これからの人生においてきっと大きな支えとなるはずです。この思い出や経験が未来への大きな力となることを心から願っています。