学校長挨拶 / 沿革・歴史

それぞれの豊かな未来のために

自立できる精神

どこの私学にも建学の理念があり、それに立脚した教育目標や方針があります。時代や社会の変遷とともに教育スタイルや到達目標は変化しますが、根本的な理念は、時代を超え、大切に受け継がれていきます。それが私学の良さです。
 静修は1922年、大正デモクラシーの風の中にあったとはいえ、まだまだ社会的な制約や差別・偏見も多かった時代に、「社会において自立できる精神と知識技能を持った女性を育成したい」との強い願いから設立されました。自立できる精神、すなわち自ら考え、自ら道を切りひらこうとする豊かな個性を育てるということが静修建学の理念であり、脈々と受け継がれたDNAであり、キーワードと言えます。自らが豊かな個性を持ち自立しているということは、同時に他者の個性を認めるということでもあります。 多様性を認め、他者を思いやる心を育てるということも静修の大切にするところです。現在の教育目標・方針はそうした理念に立脚して立てられており、長い歳月を経てなおその理念は色あせることなく、むしろ時代性を得ているものと思います。

「3つの心」と「5つの力」

私たちは、今日的な要請を踏まえ、他を思いやる・学ぼうとする・チャレンジするという「3つの心」と、伝え受け止める・協働する・試みる・探究する・思考するという「5つの力」の育成に力を注いでいます。21世紀は「正解のない時代」であると言われます。グローバル化や高度情報化が急速に進行しています。世の中にはさまざまな情報や価値観が氾濫し、このように生きていけば一定の幸福にたどりつけるといったような標準的な人生モデルをそこに見いだすことはもはや困難となっています。また、さまざまなバックボーンや価値観を持った人々とともに学び、ともに働き、ともに生きる、そのような社会が訪れています。「3つの心」と「5つの力」はこうした時代を生きていくうえで欠かせないものであると私たちは考えています。こんとんとしたこの時代は、確かに惑うことも多々ありますが、発想や行動次第では大きな自己実現を図ることも可能になる、チャンスに満ちた時代でもあります。

全力でサポートを

高校生活はわずか3年間しかありません。しかしこの時期は大いなる伸びしろが期待できる時期でもあります。私たちは自ら考え行動できる力、すなわち自立心を身につけてほしいと強く強く願っています。「対話ときずな」の重視や「基礎学力」の強化、活発な国際交流等を通した多様性を認める心の醸成、それぞれの思いに寄り添った進路指導など、従来力を入れてきたことに加え、未来を生きるみなさんが時代に求められる技能や精神を身につけることができるよう、さまざまな分野でサポートしていきます。高校生活は歩く歩道でもエスカレーターでもありません。もしかしたら厳しい上り坂かもしれません。そしてそこを歩くのはあくまでもみなさんです。しかし、私たちは常にみなさんに寄り添い、チャンスを提供し、そして全力でサポートします。みなさんがこうしたチャンスとサポートを十分に活用し、豊かな未来を切りひらく第一歩を踏み出すことに大いに期待しています。

校 長

沿革・歴史

1922 「札幌静修会女学校」が、札幌・中島に開校する。
1923 新校舎を建設し、現在地に移転する。
1933 文部科学省より職業学校規定による実業学校として認可される。 これを機に校名を「札幌静修女学校」に変更する。
1948 学制改革にともない新制高校となったことにより、校名を「札幌静修高等学校」に変更する。
1992 創立70周年を迎える。北海道初の「国際科」を開設する。
1999 普通科に「特進コース」を新設、合わせて「特進コース」と「国際科」を男女共学化。
2000 全面的に男女共学化を実施する。
2002 創立80周年を迎える。カナダ・オーストラリアの計4校と姉妹校提携。
2009 アジア圏にも目を向け、韓国の高校と交流を開始する。
2011 ステージ制を導入。「国際科」を「ユニバーサル科」と改称する。
2012 創立90周年を迎え、記念事業として「自習室」を設置する。
沿革・歴史 写真1

1929(昭和4)年の校舎

沿革・歴史 写真2

1956(昭和31)年の校舎

沿革・歴史 写真3

1963(昭和38)年頃の建設中の現校舎

札幌静修高等学校
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