「自分で物事を考え、課題を解決し、実行できる人物を育てたい」をコンセプトに本校で４月に始まった企業を考える中高生向けの「札幌静修スタートアップ道場」(関連記事はこちら)が全９回のセミナーを経て、９月２４日に修了式を迎えました。優れた起業プランが多数寄せられる中、本校普通科総合２年菊池さんの妊婦さんへの思いやりであふれた商品に関する”起業プランが見事最優秀に選ばれました。特典としてアイデアを商品化するために関連企業である（株）アグリルネッサンス様から１００万円の予算がつけられます。菊池さんは「中学生の頃から閃いたことをいつか形にしたいと思っていましたが、その機会や実行する方法がわかりませんでした。静修高校に入学してこのような機会があったので参加して良かったと思っています。ネットだけの情報だけではわからなかった資金やアイデアを形にする仕組みを知れたことで、今挑戦している商品化に向けてもモチベーションにつながりました。リスクにも十分注意して頑張っていきたい」と語ってくれました。溢れるアイデアをカタチにする楽しさと難しさを実感できたようです。“誰かが必要としてくれるものを作りたい”気持ちが行動することにつながり、失敗もあったようですが、あまり得意ではない電話がけ等でリサーチした結果、高いクオリティと熱意が伝わるプレゼンテーションになったようです。日頃より本校をご支援いただいている皆様、応援をしていただいている企業の皆様、本校関係者の皆様、多くのご声援ありがとうございます。